• ホーム
  • 10代の性病とバルトレックスとマクロライド系の薬

10代の性病とバルトレックスとマクロライド系の薬

葉の上にあるカプセルと粉の椀

日本国内では、初性交渉年齢の低下により10代の若者達の性行為感染症感染率が年々高くなっており、性行為感染症の中でも特に性器ヘルペスやクラミジアの感染率が非常に高くなっています。
性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルス2によって引き起こされる性行為感染症です。
アシクロビルを主成分とする第1世代抗ウイルス化学療法剤、第2世代抗ウイルス化学療法剤バルトレックスが治療に用いられます。
クラミジアはクラミジアトラコマチスと呼ばれる直径0.3mm程度の原因菌に感染する感染病であり、マクロライド系のエリスロマイシンやアジスロマイシン、ジョサマイシンが治療に用いられています。

第2世代抗ウイルス化学療法剤のバルトレックスは、口唇ヘルペスや性器ヘルペス、水痘などの治療に非常に有効です。
欧米諸国で承認されているアシクロビルのプチバラシクロビルを主成分とするデオキシリボ核酸ポリメラーゼ阻害薬です。
バラシクロビルは、デオキシグアノシン3リン酸に分子骨格が酷似するアシクロビルにアミノ酸の一種であるLバリンを縮合反応させる事で、10%~20%だったアシクロビルの生物学的利用能を約55%程度まで効力を上げた成分です。
バラシクロビルの作用機序としては、経口服用後30分以内にアシクロビルに代謝され、ウイルス感染細胞内でデオキシグアノシン3リン酸と置き換わる事でウイルスの遺伝子情報の複製を抑制し、ウイルス細胞の像色を阻害します。

対して、マクロライド系の抗生物質は、クラミジアの治療だけでは無くリケッチアやマイコプラズマ、細胞内寄生菌などの治療にも用いられます。
比較的副作用の発症頻度が低い事から子供から高齢者まで処方されている医薬品です。
このように性病によって医薬品は様々存在しています。

性病の症状を理解し、正しい医薬品を選択し服用しなければ効果はありません。
ヘルペスやクラミジアかどうか検査をしなければ正確に分からないこともあるので、医療機関で受診し性病名を把握する必要があります。
10代の性感染症は非常に多いので気を付けたいものです。